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ネタバレ『ちょっと今から仕事やめてくる』映画の感想−ヤマモトって近くに居たらええな

time 2017/06/12

どうも、彰です。

『ちょっと今から仕事やめてくる』を観たのでレビューするね。
以前に原作を20分で読み切ってしまったので、それが2時間の映画にどう化けたのか、楽しみにしていました。

ネタバレを含むので、見たくない人は引き返して下さいね。

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『今からちょっと仕事やめてくる』のあらすじ

題名から分かるとおり、労働に関する物語。

一度目の自殺未遂

学卒でブラック企業に就職し、うだつの上がらない青年が、電車への投身自殺を図る。
青年の名は青山隆(演:工藤阿須加)。

投身自殺を図った隆を身を挺して、間一髪で助けたのがヤマモト(演:福士蒼汰)。

それから、ヤマモト主導で隆のお悩み相談をしながら、隆を勇気づけ、出世のためのヒントをアドバイスする友情関係が続く。

ヤマモトは、双子を過労で亡くしているため、似たような状況の隆を放置できずに救済。
共通点があまりないため、隆との関係をつなぐ●●での同級生といったところを取り繕うのよりも、隆を元気づける、サポートする方向に重きを置く。

隆は突然現れたヤマモトを信用し、社内の行動を改善した。

散々な日々

隆の上得意先が発注したポスターの発注書のデータが相違し、違った紙でのポスターが納品。
クレームが起こる。
先輩の先輩の五十嵐美紀(演:黒木華)がフォローへ。
隆は社内で部長の山上守(演:吉田鋼太郎)に怒鳴り散らされる。

一方、ヤマモトを信用はしたが、隆の中ではヤマモトの身元がよく分からないのは不安だった。
ネットで調べたら、死亡したと出てくるけど、本人は足があるし、フットサルを裸足でしてるし。

その後、隆が失敗した事になっている上得意先の個人の好みなどのデータをなるべく思い出して、まとめて五十嵐に提出したところ、五十嵐は激怒。
山上部長が、得意先を横取りされた隆が文句たらたらだと解釈し、怒鳴り散らす。
職場の空気を悪くしたのはお前だと責任転嫁し、ずっと土下座してろといった虐待もあったな。
五十嵐からも「消えろ、バカ」と言われ追い打ちを受ける。ヒドイ。

二度目の自殺未遂

会社での行き所を無くした隆は投身自殺を図る。そこにヤマモトが現れ、必死に引き止める。
「人生は誰のためにあるんやと思う? お前を大切に思ってくれる人のためだ!」
隆は自殺を思いとどまる。

実家で退職を決意

隆は昔、リストラされて職が見つからず山梨の実家に引き戻った父を「能力が無いから」と散々ののしった。
その手前、あまり親元に帰らなかった。
久しぶりに実家に帰った隆、退職したらどうする? と両親に聞く。
若いうちに沢山失敗しろ。仕事が無くても、なんとかなるものだ。
と励ます。

隆は退職を決意。

ちょっと仕事やめてくる

朝にヤマモトを喫茶店に呼び出し、
「ここで待っておいて。今からちょっと仕事やめてくる」
と言って、隆は辞意を山上部長に伝える。

懲戒解雇でもなんでも良いとあっけらかんと辞意を伝える隆に山上は怒り心頭。
「今時の若いもんは。どこに行っても続かない。」
だが、明らかに両者のベクトルは違う方向へ進んでいて、かみ合わない。

あっさりと職場を去る隆に、五十嵐は隆の上得意先の発注書を改ざんしたのは私と自白。
後輩が成績を上げると先輩のノルマが更に上がる。
もう、いっぱいいっぱい、辞めたいのは私と泣く。
ブラック企業、あるあるな状態です。

喫茶店に戻ると、ヤマモトの姿は無く、携帯電話も使えなくなっていた。

ヤマモトの正体

その後、以前に見つけた、ヤマモトが死亡したと書いてあるブログにコメントする。
連絡が進み、ヤマモトの正体が分かる。

ヤマモトは双子の孤児だった。
双子のうち、山本優がヤマモト。
山本純はブラック企業に就職し、20歳で自殺してしまった。
優はポリネシアのバヌアツ共和国の孤児院で働き、純を待ちながら教師になると決めていたが、純の死で心に大きな傷を負い、渡航を延期していた。
そこに現れたのが、今にも死にそうな顔の隆だったのだ。

ヤマモトはバヌアツに行ったのだった。
ブログの書主は孤児院の院長の娘だった。(大場玲子 演:小池栄子)

優は玲子に会いに来て、バヌアツに行くことを伝えたという。
そして、玲子は「隆が会いに来たら、これを渡して欲しい」と言付かったものがあると隆に伝える。
隆に優からの「ありがとう」という言葉を伝え、バヌアツの子どもたちが写っている写真を手渡す。
写真の裏には「俺の天使たちだ、この子たちとと一緒に笑ってみないか」と隆へのバヌアツへの誘いが書かれていた。

バヌアツでの再会

隆はバヌアツで算数を教えているヤマモトと再会、ヤマモトこと山本優は「人生ってそれほど悪いもんでもないな」と純に話しかける。

だいぶ端折ったけど、こんな要旨の物語でした。

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個人的な感想

実社界を経験していると、大なり小なりブラックな現場に遭遇します。
子どもが熱を出していても、早退したらチクチク行ってくる同僚・先輩なんて遭遇したことがある人はほとんどじゃ無いかな?

それだけに、映画の中でのゴミ箱を投げるわ土下座させるわの酷すぎる虐待はエグかったです。
感想を見てると、うちはこれだけブラックみたいな変な自慢? に陥っていて、そんなの聞きたくないのでスルーしています。

吉田鋼太郎さんが原作ほど知的な嫌がらせをする上司よりこの方が良いと、自身で暴力的な方向にアレンジされたような気がしますね。
その方が、最後のバヌアツの透けた青空との分かりやすい対比が出来るから。


それよりも、ブラックな環境ってなぜあるのだろうって考えて欲しいのが原作者や脚本家の意図なのかな?
ある程度の役職に就いた人が考えなければならない事なのです。
ブラックって作りたくて出来るものじゃ無いのです。
環境が作るものなのです。
例えば、お客の言いなりになって良いと考える商売を作る人、それに異を唱えない人、その会社環境を使おうとお客、そういったひずみが重なってブラックが生まれるのです。

そして、いちばんの根源は会社に就職していたら、良いだろう。社員はいちばん優遇されていると考える一般思想です。
これがあるから、ブラック企業は倒産しても、またどこかで生まれるのです。
社会は、大学を卒業したら就職というレールを作ったは良いが、受け入れ先は有能な学生しか、まともな活躍の場を用意出来ていません。

今は人不足でしょ?

今は人不足でしょ?
そうですが、簡単な職の一般事務は人余りです。受注処理など、1日でこなせないだけの仕事量かつ正確性を求められる事務職だけ、人が辞めるので人不足です。
SIerなどのシステムエンジニアといった高級な知能を必要とする職は全世界で不足しています。
でも、これだけの知能を補うのに人間なら3〜5年以上の億単位のハイレベルな実務経験が必要です。

実態は学卒に望むレベルが年々高くなっていますが、入ってくる学卒はあまりPCを触らない世代と大きなギャップが生まれています。

人不足じゃ無くて、能力のミスマッチが起きているのですね。
マッキンゼーの報告を見ていると顕著に現れています。

意識を改めて

自分の活躍場所を作るのは自分自身です。
「自分は何が得意なんだろう?」
って自己分析を突き止めて、それでも会社組織や会社の看板を使っての実績が必要なら就職って選択肢を作る意識が今、必要なんじゃ無いかな?

って所まで映画を観ていて考えたウチは変態なんでしょうねw

映画館で、前列の馬鹿笑いできるおっちゃんをウチと同世代だろうなと思って見てました。
きっと、ブラックっぽい現場に遭遇したか、体験があったけど、今は縁遠い人なのかな?
と思いながら、映画館を去ったのでした。

しかし、福士蒼汰君の関西弁、けっこう良かったわ。
ヤマモトみたいな勇気づけてくれる人って、なかなか居ないしな!

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まとめ

見た人が爽快になるように、最後にポリネシアのバヌアツ共和国のシーンを入れたことで、女性受けの良い映画になりました。
原作と違った印象を持ちました。
観てて爽快。途中の実社会のシーンは感情移入しまくりで、良い演技でした。

原作は、エンディングで優はフリーランスの臨床心理士に。
そして、2年後に優の職場に隆が臨床心理士の見習いとして入ってきます。
このエンディングじゃ、現実的で、ほんのちょっとの男性受けしかしませんね。

映画ってね、見て欲しい人には届かないものなんです。この映画もそうだろうなぁ。

会社の管理職、中間管理職にお勧めします。明らかに内容が分かるから、観ないだろうけど。

では、またブログを書きますね!


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